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#10 / 10 カルテ

KW広告効果測定カルテ 見方ガイド

キーワード別の ROAS / CPA / 効率ランクで分類し、「拡大すべき KW」「削減すべき KW」を提示するカルテです。広告予算配分の意思決定を 1 枚で行えます。

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このカルテで分かること

KW 別 KPI

クリック / CV / 広告費 / 売上 / ROAS / CPA / CPC を 1 表でまとめて見られます。

効率ランク 4 段階

HIGH (高効率) / MID / LOW / DEFICIT (赤字) の 4 段階で色分けされます。

拡大 / 撤退判定

「KW を増やすべき」「撤退すべき」の改善アクションが提示されます。

S2

主要用語の解説

用語

ROAS (Return On Ad Spend)

平たく言うと:
広告費 1 円が何円の売上を生むか。広告効率の最重要指標。
例えば:
ROAS 7500% なら「広告費 1 円で 75 円の売上」
計算式:
広告売上 ÷ 広告費 × 100%
用語

CPA (Cost Per Acquisition)

平たく言うと:
1 件のコンバージョン獲得にかかった広告費。
例えば:
¥400 (CV 1 件あたり ¥400 の広告投資)
計算式:
広告費 ÷ CV 数
用語

CPC (Cost Per Click)

平たく言うと:
1 クリック当たりの広告費。入札単価の指標。
例えば:
¥20 (1 クリック ¥20)
計算式:
広告費 ÷ クリック数
用語

CVR (Conversion Rate)

平たく言うと:
クリック → コンバージョンの転換率。LP の質と KW 適合度の指標。
例えば:
CVR 5.0% (100 クリック中 5 件 CV)
計算式:
CV 数 ÷ クリック数 × 100%
用語

効率ランク

平たく言うと:
ROAS 値で 4 段階に自動分類されます。色で一目判別可。
例えば:
HIGH ≥500% / MID 200-500% / LOW 100-200% / DEFICIT <100%
S3

カルテの読み方

KW広告効果測定カルテは下のような 4 ブロック構成 (サマリー → 効率ランク内訳 → KW 別テーブル → 改善アクション) です。各ブロックの意味と読み方を、実カルテと同じ並びでそのまま解説します。

10 KW広告効果測定カルテ — テスト家具店 (サンプル)
Block 1 — Summary

サマリー (対象 KW 数 / 総広告費 / 総 ROAS / 総 CPA)

対象 KW
8
総広告費
¥45,000
総 ROAS
380%
総 CPA
¥1,500
📘 この枠は「サマリー」です

対象 KW 数 / 総広告費 / 総 ROAS / 総 CPA の 4 数値を 1 枚で把握できます。全体感を 5 秒で確認し、ミクロ精査 (KW 別テーブル) に進むための起点です。

Block 2 — Efficiency tiers

効率ランク内訳 (HIGH / MID / LOW / DEFICIT)

HIGH ≥500%
2 KW
MID 200-500%
3 KW
LOW 100-200%
2 KW
DEFICIT <100%
1 KW
📘 この枠は「効率ランク内訳」です

対象 KW を ROAS 値で 4 ランク (HIGH ≥500% / MID 200-500% / LOW 100-200% / DEFICIT <100%) に自動分類します。DEFICIT KW から優先撤退・HIGH KW から優先拡大の判断に直結します。

Block 3 — Per-keyword performance

KW 別 効果測定 (8 件中 5 件抜粋)

KW クリック CV 広告費 売上 ROAS CPA 効率
無垢材 ダイニングテーブル 320 12 ¥9,600 ¥72,000 750% ¥800 HIGH
オーク 椅子 北欧 210 7 ¥6,300 ¥35,000 556% ¥900 HIGH
家具 通販 450 6 ¥13,500 ¥42,000 311% ¥2,250 MID
ソファ 安い 380 3 ¥7,600 ¥12,000 158% ¥2,533 LOW
家具 セール 280 1 ¥5,600 ¥4,500 80% ¥5,600 DEFICIT
📘 この枠は「KW 別 効果測定」です

対象 KW それぞれの クリック / CV / 広告費 / 売上 / ROAS / CPA / CPC を 1 表で並べます。効率ランクで色分けされ、DEFICIT (赤) KW から優先撤退、HIGH (緑) KW から優先拡大 の判断ができます。

Block 4 — Improvement actions

改善アクション (赤字対策 + 高効率拡大)

Deficit countermeasures — 赤字対策
  1. 「家具 セール」KW を一旦停止し、価格訴求から品質訴求 LP へ転換
  2. 低 ROAS KW のマッチタイプを部分一致 → フレーズ一致 に絞り込み
  3. CV しない KW の入札単価を 30% 減額
Scale-up — 高効率拡大
  1. 「無垢材 ダイニングテーブル」KW の入札単価を 1.5 倍に増額
  2. 「オーク 椅子 北欧」周辺 KW (オーク テーブル / 北欧 家具) を追加投入
  3. HIGH KW を起点に LP 動画 + 商品詳細を強化し CVR を 5% → 7% へ
📘 この枠は「改善アクション」です

DEFICIT KW への「赤字対策」と HIGH KW の「高効率拡大」を 2 列で並べます。撤退 / 拡大の両軸を同時に検討することで、広告予算の最適配分が決まります。

📘 全体の読む順序 (推奨)

  1. Block 1 サマリー → 全体の総 KW 数 / 総広告費 / 総 ROAS / 総 CPA を 5 秒で把握
  2. Block 2 効率ランク内訳 → 各ランクに何件あるかを確認 (DEFICIT 件数に注意)
  3. Block 3 KW 別テーブル → ランク毎に並べ替えて精査
  4. Block 4 改善アクション → 赤字対策と高効率拡大を読む
  5. 関連カルテ (アクセス分析・KW ブランド) で詳細分析へ進む
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こんな時に使う

  1. 1
    月次広告予算配分を決める時 — HIGH KW を増額し、DEFICIT KW から撤退する判断を 1 枚で行えます。
  2. 2
    営業会議で経営層と KW 別売上 ROI を共有する時 — 効率ランク色分けで非マーケ層にも一目で伝わります。
  3. 3
    クリエイティブ改善の優先順位を決める時 — DEFICIT KW の LP・クリエイティブを優先改修する根拠が取れます。