年間収支計画カルテ 見方ガイド
35〜45 チャネル別売上 × 13 ヶ月推移、チャーン率シミュレーション、P/L 集計、既存 vs 新規の売上分解までを 1 枚にまとめた、年間収支計画カルテです。
このカルテで分かること
13 ヶ月 売上推移
M0 から M12 までの月次売上計画を折れ線グラフで可視化します。
P&L 集計
売上 / 原価 / 粗利 / 人件費 / 広告費 / その他経費 / 営業利益 を 1 表に集約します。
チャーン率シミュレータ
チャーン率を変化させた時の M12 月商シミュレーションができます。
主要用語の解説
M0 / M12
- 平たく言うと:
- M0=計画開始月・M12=12 ヶ月後。カルテのタイムスパンの両端を表します。
- 例えば:
- 2026 年 4 月開始なら M0=2026/04・M12=2027/04
P&L (Profit and Loss)
- 平たく言うと:
- 損益計算書。売上から経費を引いて利益を計算します。
- 例えば:
- 売上 ¥529,304 / 原価 ¥158,791 / 営業利益 ¥20,513
- 計算式:
営業利益 = 売上 − (原価 + 人件費 + 広告費 + その他経費)
チャーン率
- 平たく言うと:
- 顧客が離脱する月次の割合。EC・SaaS で最重要の経営指標です。
- 例えば:
- 月 5% = 1000 人中 50 人が翌月離脱
- 計算式:
離脱客数 ÷ 全客数 × 100%
営業利益
- 平たく言うと:
- 売上から人件費・広告費等を引いた、本業で稼いだ利益。
- 例えば:
- 売上 ¥529,304・経費合計 ¥508,791 → 営業利益 ¥20,513
- 計算式:
売上 − (原価 + 人件費 + 広告費 + その他経費)
既存 vs 新規
- 平たく言うと:
- 既存顧客の繰り返し購入 vs 新規顧客の初回購入の売上分解。健全な事業は既存売上が新規売上を上回ります。
- 例えば:
- M12 で既存売上 ¥3,200,000 vs 新規売上 ¥1,800,000
カルテの読み方
年間収支計画カルテは下のような 5 ブロック構成 (顧客プール → 13 ヶ月サマリー → 売上推移 → P/L 集計 → チャネル別売上) です。各ブロックの意味と読み方を、実カルテと同じ並びでそのまま解説します。
顧客プール推移
※ 計算には使われません (参考のみ)
受注データから算出した実チャーン率と顧客プール推移を表示します。業界参考レンジと比較することで、自店のチャーン率が業界平均より良いか悪いかを把握できます。
13 ヶ月サマリー
M0 (開始月) と M12 (12 ヶ月後) の月商、成長率、累計 13 ヶ月の売上を 4 数値で表示します。経営計画書の骨格として、ここの数字が年間目標になります。
13 ヶ月 月次売上推移
※ 実カルテでは Chart.js による折れ線グラフで 13 ヶ月全件 + 既存 vs 新規の積み上げ棒グラフも併記されます
M0 から M12 までの月次売上を折れ線で可視化します。月次の細かい変動を追うことで、季節要因や施策効果の現れ方を把握できます。「既存 vs 新規」の積み上げ棒グラフも併記されます。
1 ヶ月分 P/L 集計
売上 − (原価 + 人件費 + 広告販促費 + その他経費) = 営業利益。M12 時点の P/L 集計が表示され、目標達成率も併記されます。営業利益が黒字 (本業で稼げる状態) か赤字かの最重要判定指標です。
チャネル別 1 ヶ月分 売上 (35〜45 種)
- 楽天 RPP¥850,000
- Google 検索¥620,000
- Meta 広告¥380,000
- 残 12 種
- メルマガ¥720,000
- LINE 公式¥450,000
- 再購入¥980,000
- 残 7 種
- Instagram¥320,000
- YouTube¥180,000
- TikTok¥150,000
- 残 7 種
A. 見込み広告 / B. 既存客 / C. SNS オーガニック の 3 グループ × 35〜45 チャネルで売上を内訳します。どのチャネルに投資すれば月商が伸びるかの最終判断材料です。Excel 一括アップロードまたは手入力フォームから値を更新できます。
📘 全体の読む順序 (推奨)
- Block 1 顧客プール → 自店チャーン率 vs 業界レンジで健全度確認
- Block 2 13 ヶ月サマリー → M0 / M12 / 成長率 / 累計の 4 数値で年間目標確認
- Block 3 月次売上推移 → 月別の細かい変動 (季節要因等) を追う
- Block 4 P/L 集計 → 営業利益と目標達成率を確認
- Block 5 チャネル別売上 → 投資対効果の高いチャネルから順に予算配分を決定
こんな時に使う
- 1経営計画書の起点として使う時 — 12 ヶ月の数字目標を全社で共有する 1 枚として機能します。
- 2投資判断をする時 — 「ここまでは広告投資できる」上限の根拠 (LTV 計算と連動) を取れます。
- 3株主・取引先報告に使う時 — P&L + 13 ヶ月推移の収益計画説明資料として、そのまま提示できます。