#2 / 10 カルテ
SWOT分析カルテ 見方ガイド
自店舗の「強み・弱み・機会・脅威」を 4 つの箱に整理し、さらに弱みを強みに変える方法、脅威を機会に変える戦略まで自動で出力するカルテです。
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このカルテで分かること
自店舗の現在地
競合と比べて何が強く、何が弱いのか。社内/社外 × ポジ/ネガの 4 象限で 1 枚に整理されます。
弱みの逆転策
弱み 5 件それぞれに「どう改善すると強みに変わるか」がセットで提示されます (W→S 表)。
脅威を機会に変える戦略
脅威 5 件それぞれに「どう立ち回ると機会になるか」が提示されます (T→O 表)。
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主要用語の解説
用語
SWOT
- 平たく言うと:
- Strength(強み)・Weakness(弱み)・Opportunity(機会)・Threat(脅威)の頭文字。自店の内側と外側を 4 つの箱で整理する方法。
- 例えば:
- 強み=独自商品 / 弱み=配送遅い / 機会=巣ごもり需要 / 脅威=競合値下げ
用語
W→S 改善策
- 平たく言うと:
- 弱み (W) を、施策によって強み (S) に転換するための具体プラン。3 列表で出力されます。
- 例えば:
- 弱み「在庫切れ多発」→改善「需要予測ツール導入」→転換後の強み「欠品ゼロ運営」
用語
T→O 戦略
- 平たく言うと:
- 脅威 (T) を、視点や立ち回りで機会 (O) に変えるための戦略。3 列表で出力されます。
- 例えば:
- 脅威「大手値下げ」→戦略「品質×ストーリー訴求」→機会「価格競争離脱層の獲得」
用語
内部要因 / 外部要因
- 平たく言うと:
- 自店でコントロールできる事 (内部=S/W) と、市場・競合・法律など自店では決められない事 (外部=O/T) の区別。
- 例えば:
- 内部=商品力・サイト UI / 外部=競合動向・流行・規制
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カルテの読み方
SWOT 分析カルテは下のような 4 象限グリッドで構成されます。各枠の意味と読み方を、実カルテと同じ並びでそのまま解説します。
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SWOT分析カルテ
— テスト家具店 (サンプル)
強み
- · 無垢材使用というUSPが明確
- · 客単価30,000円と業界平均8,000円の4倍
- · 在庫精度が高く欠品ゼロ運営中
- · リピーターのLTVが100,000円超
- · デザイナー監修コンテンツが充実
📘 この枠は「強み (S)」です
自店が競合に勝てるポイントが 5 件並びます。「何で勝負できるか」を最初にここで確認します。
W — Weaknesses
弱み
- · CVRが業界平均1.6%に対し1.5%
- · リピート率が15%と業界平均25%の60%
- · ブランド認知が低くSNS流入が月100UU未満
- · 商品レビュー数が10件未満で社会証明が弱い
- · 配送遅延クレームが月3件発生している
📘 この枠は「弱み (W)」です
自店の課題が 5 件並びます。「どこを直すべきか」を特定し、後段の W→S 表で改善策に進みます。
機会
- · 新築/リフォーム需要が回復傾向
- · サステナブル家具の市場拡大
- · Instagram Reels で家具インテリア訴求の伸び
- · 楽天SS新規出店者向けクーポン適用枠あり
- · 競合店舗が薄利多売路線で品質差別化が容易
📘 この枠は「機会 (O)」です
市場の追い風が 5 件並びます。「攻めるチャンスはどこか」を把握し、強みと組み合わせて戦略化します。
T — Threats
脅威
- · IKEAなど大手の低価格攻勢
- · 原材料価格高騰で利益圧迫
- · 配送料値上げで送料無料の維持困難
- · Amazon FBA 進出店舗の増加
- · 新興D2C家具ブランドの台頭
📘 この枠は「脅威 (T)」です
市場の向かい風が 5 件並びます。「守るべき要素」を把握し、後段の T→O 戦略で逆手に取る方法を考えます。
📘 全体の読む順序 (推奨)
- 左上の S (強み) → 「何で勝負できるか」の確認
- 右上の W (弱み) → 「どこを直すべきか」の特定
- 左下の O (機会) → 「追い風はどこか」の把握
- 右下の T (脅威) → 「向かい風はどこか」の把握
- カルテ下段の W→S 表 → 弱みを 1 つずつ強みに変換する具体案
- 最下段の T→O 表 → 脅威を機会に変える戦略
S4
こんな時に使う
- 1事業計画の前段で「自店の立ち位置」を共有したい時 — 経営陣・現場メンバー全員が同じ 1 枚の絵で議論できます。
- 2改善施策の優先順位を決めたい時 — W→S 表の「期待される強み」が大きいものから着手します。
- 3外部環境変化 (競合参入・価格破壊) への対応を考える時 — T→O 戦略で「逆手に取る」発想が得られます。